RHCに、『思い』を伝えるための空間が作られています。
ロイヤル・ハワイアン・センター(以下RHC)は、ワイキキの中心にある『ショッピング・エンターテインメント複合施設』です。RHCには、110件以上のお店やレストランが入っています。
今回は、RHCの誕生にまつわる話の締めくくりです。『パウアヒ王女の思い』の続きです。RHCにこめられた思いを少しでも感じていただけましたら幸いです。
カウラニ・ヘリーテージ・ルーム
カメハメハ一族末裔『パウアヒ王女』は、「ハワイアンの子供たちのために学校を建てたい」という遺言を残しました。そして建てられたのが『カメハメハ・スクールズ』であることはこの前の記事でご紹介させていただきました。
この遺言をちゃんと実行し、カタチにしたのは、『パウアヒ王女』の夫、ビショップさんでした。この物語の、もう一人のキーパーソンです。
ビショップさんは遺言を守り、そして、素晴らしい仕組みを構築されました。
ビショップさんは、ハワイアンの子供たちの学校『カメハメハ・スクール』を作ります。
そして、いろんな土地が、『カメハメハ・スクールズ』の運転資金ちょうたつのために有効活用されました。そうです。RHCの利益も、『カメハメハ・スクールズ』の運営のために使われているのです。このような背景を知っているのと知らないのとでは、RHCに対する印象も大きく違ってくると思います。
今回のリニュアルで、RHCには今までになかった部屋が誕生しています。
『カウラニ・ヘリーテッジ・ルーム』
RHCの『思い』を伝えるために作られた部屋です。ここでは、3本の短いムービーが、分刻みに放映されています。
ちょっと中を覗いてみましょう。場所はC棟1階、『ロイヤル・グローブ』の目の前です。
ムービーを鑑賞するのは、もちろん無料です。壁には、ネイティブハワイアンの画家ソロモン・エノス氏が描いた壁画が飾られています。
3本のムービーというのは、三部構成になっていました。ハワイアンの歴史、西洋文化がやってきてかわった文化のこと、そしてこれからどう進むべきか。
2008年夏現在、英語のみの放映となっています。ムービーには、ハワイ語が頻繁に登場しますが、そこに英訳はありません。この部屋の意味を考えると、そういうことなのか、と思ったりもします。とても力強いムービーでした。RHCだけでなく、ハワイを考える上で、とても意味のある空間だと思いました。
